2016年2月から始まったマイナス金利政策。
政策の目的を達成せずに3年を過ぎようとしています。
目的は簡単に言わしていただくと...
「家庭や企業が一生懸命貯めた預金を引き出させて使わせてやれ!」
ということでしょうけど。
国民はそんなのものに踊らされませんでしたね 笑
日本人の預金貯金文化はそう簡単に覆せません。
そもそも、ほとんどの人が預金を投資だなんて思っちゃいません。
投資目的ではなくサイフ代わりくらいにしか捉えていません。
タンス預金をするくらいなら銀行に預けた方が安全という考えが主な理由でしょうね。
だから普通預金の金利を0.02%から0.001%に引き下げたって...
「そうだ、預金おろして買い物に行こう!」となるわけもない。
また、金利の引き下げのメリットとしては住宅購入などローンが絡む高額な買
い物を誘発するというものですが、ローン金利の仕組みが複雑すぎてイマイチ安心感を持てないのが現状でしょう。
といいつつも、別にマイナス金利政策が全て悪いと言っているわけではありません。
でも少しだけ欠けている部分があるから上手くいかないのだと思います。
それは、政府は国民の将来の不安、言わば老後の経済的不安を全く解消していない点にあると感じます。
年金保険料はどんどん上がる。
年金受け取りはどんどん減らされる。
年金受給者の自己負担項目は増え続ける。
もうこうなったら誰もが老後の生活資金のために...
財布のひもをギュ〜〜〜ッと更に締め続けるでしょう 笑
【専務】