あぁ「鉄道林」廃刊・・・

2017年9月20日 13:59

 嘗てJRが日本国有鉄道と云われていた時代の1973年(昭和48)国鉄文学会北海道支部の同人誌として「国鉄北海道文学」は創刊された。

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 国鉄が分割民営化でJRになった1987年(昭和62)以降は「鉄道林」と改題され、創刊から数えて44年目の今年55号で終刊となる。

 国鉄文学会は1953年(昭和28)に結成され、北海道は1968年(昭和43)に、本社から札幌鉄道管理局に赴任してきた重森直樹氏によって支部が創られた。 その頃の国鉄では、文化系に限らずスポーツ系の様々なサークル活動が活発であった。

 僕が、国鉄文学会に入ったのは1979年(昭和54)で、田中和夫氏に薦められてのことでした。その年は丁度22回国鉄文学会全国大会が札幌で行われた年で、入会していきなり大会準備に駆けずり回ったのを、今も鮮明に覚えている。

 その当時田中氏は40歳半ばバリバリの書き手であり編集者だったが、現在84歳に成られた。今もご健在だが、よる年波にはかないません。現在「鉄道林」の同人も勿論国鉄OBが大半で20名くらいに減りました。

 この辺がしおどきかなと・・・。田中さん44年間、本当にご苦労様でした。

元国鉄マン 吉村(百)でした。