９月６日早朝、何時もの様にラジオ体操をするのに、ラジオのスイッチをいれた。「利尻、礼文地方の大雨土砂災害警報が出されました」と天気速報が流れてきた！特に利尻富士町の指定がされて、はたと気掛かりになった。利尻には毎年夏に訪れるようになって、三年目。利尻富士町鴛泊の漁師に嫁いだ娘の所を訪ねるのだが。今年は、礼文島に連れて行ってくれると言ってくれた。出発の一週間前くらい前から、わくわくしながら、観光パンフレットを見入った。（最北の花の浮島・礼文島）のキャッチフレーズで始まる礼文島は、南北に２０キロ、東西に約５キロの細長い形状で、島の東側を道道４０号線が唯一本南北の連絡通路として有るだけで、島の西側には道路らしきものは、地図上には記しは無い！見どころの景観は、至る所から観れる断崖のリアス式海岸のロケイションだろう。観光地で、是非行きたかったのは（北のカナリアパーク）で、四年前に東映創立６０周年記念作品で阪本順治監督、吉永小百合主演映画「北のカナリアたち」のメインロケセットを、そのまま記念館にした所です。場所は島の南端、差閉（さしとじ）と云う所から上がって行った小高い丘陵に有り、南方には隣島の利尻の利尻山（利尻富士）が眼前に迫って見える。記念館は撮影の為にセットとして建てられた当時の小学校の校舎で、館内の展示品を見ると、映画の光景と重なり胸に込上げるものが有った！主演の吉永小百合とは同年輩？（僕より４つ上かな？？？）なものですから！！　そんな、夏の日の想い出がが一杯詰まった利尻、礼文に"大雨土砂災害警報が"出た！！僕にとってはただならぬ事である。　（写真　北のカナリアパーク） 　　　　　

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ももちゃん