万全の熱中症対策で夏を乗り切る!!

2016年8月 8日 10:08

 

日本の夏は、「猛暑」「酷暑」が当たり前になりました。そのため、条件次第では、だれでも「熱中症」にかかる危険性があり、その予防、対策がますます重要になっています。今年も4月後半ごろから、全国で30℃以上の真夏日が観測され、熱中症で病院に運ばれる人が続出しています。熱中症2.jpg

総務省消防庁の資料では、昨年(平成27年)5月~9月の5か月間、熱中症で救急搬送された人は全国で5万5,852人もありました。月別では、7月が最多で2万4,567人、8月が2番目で2万3,925人でした。平成20年からの調査開始以降、7月の救急搬送人員数としては過去最多となっています。週別では、7月27日~8月9日の期間、2週連続で1万人を超えました。年齢別でみると、65歳以上の高齢者が2万8,016人(50.2%)で、調査開始以降初めて高齢者の割合が50%を超えました。

医療機関での初診時における傷病程度では、めまい・失神などの「軽症」が最も多く3万5,520人(63.6%)、吐き気・おう吐、体がぐったりするなどの「中等症」が1万8,467人(33.1%)、けいれんや意識がなくなるなど入院・集中治療が必要な「重症」が1,361人(2.4%)、「死亡」が105人(0.2%)となっています。

熱中症予防は、とにかく暑さを避け、こまめに水分を補給することです。急に暑くなる日はとくに注意が必要です。高齢者は温度に対する感覚が弱く、屋内であっても熱中症になることがあります。少しでもおかしいと感じたら、ためらわず救急車を呼ぶようにしてください。

同時に、シーズンを通して、暑さに負けない体づくりが大切です。気温が上がりはじめる初夏、梅雨明けごろから、日常的に適度な運動を行い、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう。

保険情報ペーパー「ウィズ・ユー」より

 

北海道でもまだまだ 暑い日が続くようです。海.jpg

夏を楽しみつつ、熱中症に気をつけましょう☀

事務 松原