ウィルスが消えた!!

2016年7月14日 06:20

C型肝炎ウルス」の陽性が確認されたのは、1995年(平成7)の人間ドックを受けた時でした。 

原因は、1960年(昭和35)私が小学校6年生の時、脾臓(ひぞう)破裂の大怪我をした時の事。 4時間半にも及ぶ手術の結果、やっと一命をとりとめましたがその時の輸血が影響したのだったと思われます。 

あの頃の輸血事情は、献血の制度は有ったものの充実していなく、殆どの輸血は民間商業血液銀行の「売血」による供給に頼らざるを得ませんでした。 

折しも、昭和35年は全国規模で第一回の「赤十字愛の献血運動」が展開された年でした。 民間商業血液銀行からの輸血用血液が供給停止になったのは、それから9年後の1969年(昭和44)の事です。 

斯くして「C型肝炎」の宣告を受けてから、20年近い歳月が流れましたが その間、投薬とインターフェロン(抗癌剤)治療を3回(1回の治療は、週2回外来で約半年間注射により)。その間、肝生検で肝臓の組織チェック3回。しかし、我がウィルスちゃんは頑として身体の中に居座っていました。 ところが近年、研究の結果新薬が開発され、私もその恩恵に与る事が出来ました。

 去年、最初に主治医の先生から新薬の服用を提案された新薬は、適合検査の結果、不適合と出て断念。 その後、去年の9月に出る新薬を待ちました。 次の新薬は、適合検査も無く投与が出来るとの事で、早速手続きに掛かりました。

毎日1錠を3ヶ月続ける事で良いと云う抗癌剤で1ヶ月で何十万もする薬だそうです。薬2.jpg

幸い、ウィルス性肝炎進行防止対策(肝炎治療特別促進事業)に申請を出す事によって、かなり減額出来ました。

3月の下旬から服用を始めましたが、2週間ごとの血液検査(タックマンHCV)で当初 7.0以上有った数値が2週間後には1.6に、4週間後には、な、なんと0.0(未検出)になったのです。 20年間も、長年治療を重ねてきても頑固に消えなかったウィルスが一瞬にして\(◎o◎)/!消えた!!

素晴らしき新薬「ハイボニー配合錠」万歳!!        

ももちゃん                                

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