緊急速報メール!!

2016年1月15日 17:10

地震と津波に加え、大雨や大雪などの特別警報と噴火警報も

 緊急速報メールの配信対象が拡大

             異常気象で災害が多発!より迅速な備えと避難に

 

近年、地球温暖化の影響とされる異常気象による大雨・暴風などが頻発し、全国各地で甚大な被害が発生し、大きな爪あとをのこしています。東日本大震災以降、地震や火山活動も活発化しています。平成27年(2015年)の1年間でも、局所的な豪雨や竜巻のほか、大型台風が何度も日本に上陸・接近、9月には鬼怒川の堤防が決壊した「関東・東北豪雨」があり、口永良部 島や浅間山、箱根山、阿蘇山などが相次ぎ噴火しました。数え上げればきりがないほどで、年を追うごとに災害の規模は巨大化、その頻度も増しているように感じます。まさに「自然災害多発時代」です。

災害・避難時の安否確認、情報収集の手段として、今では携帯電話やスマートフォンは欠かせないものになっています。そうしたなか、気象庁は、携帯電話会社が一斉配信する「緊急速報メール」(エリアメール)の対象を、従来の緊急地震速報と津波警報に加 え、平成27年11月19日から大雨や大雪などの特別警報と噴火警報についても配信するようにしました。

新たに追加されたのは、数十年に一度の規模の大雨、暴風、波浪、高潮、大雪、暴風雪が予想される場合に発表される「気象等に関する特別警報」と、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生または、予想される場合に発表される「噴火に関する特別警報」です。これで、すべての種類の特別警報がメール配信されることになります。気象庁が警報を発令した段階で、対象の市町村にいる人の携帯電話に自動的にメールが届く仕組みで、特別な契約や加入手続きは必要ありません。

以前から特別警報や噴火警報は、自治体が防災行政無線などで住民に伝えていましたが、全住民に確実に情報を届けるのは難しい面もありました。災害の危険が差し迫った状況で、携帯電話やスマホで特別警報の情報をいち早く知ることができれば、より迅速な準備や避難など、その後の行動に生かすことができます。ブログ50.png

           保険情報ペーパー「ウィズ・ユー」より

 

昨日、北海道では震度5弱を観測する大きな地震がありました。
 私のスマホも緊急速報音が激しくなり(@_@)びっくりしている間もなく大きな揺れを感じました。速報音は強い揺れの前に身を守ったり、あるいは工場等で機械制御を行うなどの活用がなされているようです。

火災保険だけでは、地震・噴火またはこれらにより発生した津波による損害は補償されません。

万が一に備え、地震保険へ加入しておくことをおすすめします。50地震.jpg

 

事務 松原