「日本人の死因で最も多いのは?」という質問に、ほとんどの方が"がん"とすぐに答えられるほど、"がん"は日本人にとって国民病となっています。昭和56年から死因の第1位となって以降、着実に増加し、今では3人に1人が"がん"で亡くなっています。
厚生労働省の「平成25年人口動態統計」によると、年間の死亡数は126万8,436人で、そのうち死因が「悪性新生物(がん)」だったのは、男性21万6,975人、女性14万7,897人の合計36万4,872人で、全体に占める割合は28.8%となっています。第2位の「心疾患(心臓病)(19万6,723人)」の倍近くの数となっています。"がん"の部位別でみると、「肺がん」で亡くなった人が最も多く7万2,734人、「胃がん(4万8,632人)」「大腸(結腸と直腸)がん(4万7,654人)」と続き、男性では「肺がん」が、女性では「大腸がん」がそれぞれ第1位です。
年齢とともに"がん"にかかる可能性が高まります。よく遺伝するといわれますが、実際は遺伝よりも、喫煙や食生活、運動、睡眠といった普段の生活スタイル、いわゆる生活習慣が大きく影響するといわれています。また、"がん"の恐ろしいところは、初期にはほとんど自覚症状がないということです。
そこで重要になるのが「がん検診」です。医学技術の進歩によって、今では"がん"も治る病気になってきています。とくに進行していない初期の段階で発見し、適切な治療を行うことで、治癒する可能性が非常に高くなるだけでなく、治療に要する費用や時間などの負担も軽くできます。だからこそ、定期的に検診を受けることが大切なのです。
がん検診では、とくに「子宮頸がん(20歳以上の女性、2年に1回)」「乳がん(40歳以上の女性、2年に1回)」「大腸がん(40歳以上の男女、年1回)」「肺がん(同)」「胃がん(同)」が有効だと
いわれています。
生活習慣の改善に心がけ、できるだけ"がん"にならないようにし、仮になったとしても、早期発見・早期治療で完治させる、この「二段構え」で、"がん"と向き合うことが重要だといえます。
保険情報ペーパー「ウィズ・ユー」より
みなさんは、定期的な「検診」を受けていますか?
病院嫌いの私ですが40代になったことを機に毎年お誕生月に「検診」を受けることを決めました!!
このホームーページを見て下っている方にもきっかけになれば、うれしいです。
ご報告が遅れましたが事務所前のひまわりが、お盆明けにようやく開花しかわいい姿で咲いています。
事務 松原