利尻島あれこれ

2015年8月28日 09:29

 

以前から、一度は行って見たいと思っていた利尻に昨年の夏に続き今年も訪ねる機会を得ました。

丘珠空港から、小さなプロペラ機に乗って55分でひとっ飛び!もし、札幌から陸路で稚内まで行き、そこからフェリーで行くと一日掛りの旅になる。   

島の事を色々教えてくれたのは、地元で猟師をしている荒木君。 車に乗せてもらって、島を一周しました。

ご存知のように、利尻島は海抜1721メートルの利尻山(愛称は利尻富士とも云う)を島の中心に頂き楕円形の形で、島を一周するように道道105号線と108号線が走っている。一周58キロ。面積にして182.8平方キロメートルのコンパクトな島で、人口は利尻富士町(鴛泊、鬼脇)利尻町(沓形、仙法志)の二町で約5000人。 

利尻.png

聞いて驚いたのは、信号機が6箇所(内手押し信号ガ3箇所)しか無い事。専業農家がいないこと。日ごろ家にも車にも鍵を掛ける人が少ない事。明治45年に本土から泳ぎ渡って来たヒグマが居たが、直ぐに住民に手で撃ち殺されて以来島にはクマも鹿も生息してない事。等々

保険代理店と云う仕事柄交通事故の事を尋ねたら、近年の死亡事故は平成24年6月と今年の4月の各一件だけだと云う。島には、漁協の業務防災無線が充実されていて、リアルタイムに放送がされ瞬時に情報が得られるとのこと。荒木君は、その放送の出漁の許可(旗が上がった)事を確認をしてから磯船で昆布や雲丹、海鼠、鮑を採りにいく3年目の新米漁師だ。

                                                       ももちゃん