八方塞がり~公的年金制度

2015年5月20日 11:33

人口分布.png

『政府の経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)は、収入が多い高齢者の年金を減らす仕組みを検討する。ただ、負担増となる高齢者からの反発は避けられず、難航が予想される。民間議員が検討している提言案によると、一定の収入を超える高齢者については、税金で半分が賄われている基礎年金(満額で月約6万5千円)の一部を給付しないようにするべきだという。年金を支える国の負担を減らして、主に税金を支払っている現役世代の将来負担を軽くする狙いだ。』朝日新聞社

はいはい、またですか・・・

とういう感じでしょうか?

改正に参加している学者も議員も

もう無理!って・・・

わかっててやっているんでしょうね。

でも国の年金保険料収入が無くなってしまうと

困るので・・・

誤魔化し誤魔化し、今ここにいる

って感じでしょうか?

上記の図表・・・

ちょっと105年という長いスパンの統計ですが

人口分布の形が歪に変形してしまっています。

そもそも年金制度の理論としては

左側の図の状況が保たれていた場合にのみ有効です。

一目瞭然ですが年金制度は120%破綻しています。

毎年のように制度の改正を検討してますが・・・

まさしく、付け焼刃!

効果0%

いつまで国民を騙し続けるのでしょうか?

どうしてもこの腐敗した年金制度に頼りたいならば

選択制にして方してほしいものです。

①国の年金制度を信じ65~70歳から受け取れる終身年金に加入し高額な保険料を支払う

②保険料納付義務を完全に免除し自分で老後資金を貯める

もし②を選択するなら

厚生年金や共済年金の被保険者を前提として

その人の収入や勤続年数にもよりますが・・・

約3500~5000万円くらい貯めることができます。

老後資金・・十分でしょう。

国民年金のみの被保険者なら

約800万円くらいでしょう。

これ以上、欲しければ自助努力すればよい。

このような理路整然、単純明快に・・・

自分の人生設計を考えることができるのなら

もっと意欲や希望を持って・・・

みなさん仕事に勤しむことができるのではないでしょうか?

その現状年金制度を廃止する是正期間は

国が必死に現年金受給者を助ければいい。

どうせ、借金火の車の国財政です。

どうにでもなるでしょう。

~専務~