2015年10月に予定されていた消費税率10％引き上げが先延ばしになりました。

今日からちょうど2年後です。

景気条項が削除されましたから、もう先延ばしは無いと言われています。

反面、法人税率は引き下げられます。

34.62％の法人税率を2年間で31.33％まで下げる見込みです。

まぁ簡単に言うと・・・

「個人としては消費税が上がってみなさん苦しいでしょうが・・・

法人税が下がって雇用が安定するし、お給料も上がるから、ちょんちょんでしょ？」

という国の政策なのでしょう。

しかし、この政策の犠牲者層はどこにあるのでしょうか？

明らかに、日本の企業の57,6％を占める個人事業主でしょう。

ピラミット式に大企業の安定が中小企業や個人事業主に多少の影響はあるでしょうが・・・

実態としては消費税アップだけが重くのしかかってきます。

おそらく、この政策のままだと中小企業や個人事業の倒産や失業はあまり減らないでしょうね。

～専務～